328 NOTES

おっさんの独り言

「ARIA The SINFONIA」行ってきた&アーカイブ視聴 前編

もう一ヶ月以上過ぎてしまったが、8/5にARIAシリーズのオーケストラコンサート「ARIA The SINFONIA」へ行ってきたので感想をば。

開演まで

会場は文京シビックホール。駅直結でありがたい。

入場すると早速ARIAのBGMが聞こえてきて、一気にARIAの世界に入り込んだような感覚に。開演前には灯里のアナウンスもあり、こういうちょっとした所の心遣いがとても良かった。

(¯□¯ ) はわわ、アリア社長、間もなく開演ですよ。緊張してきました。ロビーにおいでのお客様も早めにお席にお戻り下さいね。

ちなみに席は19列目で、丁度前が通路になっていて見やすい席だった。

 

第一部

1. ゴンドラの夢

始まりはやっぱりこの曲。ゲストにChoro Club feat. Senooが参加。妹尾さんは背が高くて白いスーツがバシッと決まっててこれがダンディか、と。ショーロクラブの方々は黒を基調としつつもちょっと砕けた感じ。

 

ナレーション(1)

初めから灯里節全開。以下一部抜粋。編曲や演奏についてとても灯里らしく表現している。

今日は、ARIA The SINFONIA。待ちに待った音楽達のお祭りです。聞き慣れた音楽達も、今日だけはいつもより着飾って、ちょっとだけはしゃいだり、賑やかにおしゃべりしたりするかもしれません。

 

2. 鐘楼のパトリ~ネオ・ヴェネツィア~

オケになったことでドラクエのBGMを彷彿とさせる感じに。後半のオーボエとかストリングスの辺りとか。

 

3. AQUA

ARIAといえばこの曲。メロを担当する楽器が入れ替わり、わいわい盛り上がる感じ。

 

ナレーション(2)

アクアに初めて来た時を振り返って。

そう、ネオ・ヴェネツィアに来て、一番最初におしゃべりしたのはアリア社長でしたね。

 

4. おかしなふたり

5. ケット・シーの行進

ということで少し雰囲気が変わって、アリア社長をイメージするような2曲が続いた。

おかしなふたりはより賑やかに、ケット・シーの行進はより妖しげに。

 

6. 逆漕ぎクイーン

漕ぎ始めてからスピードに乗るまで時間がかかるように徐々に盛り上がっていく。フルートのソロが凄かった。

 

7. 歓喜の街

この日聴いた中ではオーケストラ演奏が一番映える曲だなと。テンポを少し落としてより壮大に。民族楽曲調で、幻想水滸伝のBGMにありそうな感じ。

 

ナレーション(3)

人々との出会いを振り返って。以下一部抜粋。

愛華ちゃんやアリスちゃんに出会い、晃さんやアテナさんとも出会い、街の人達や、この街を訪れる人達との沢山の出会いをくれた街。いつまでも大好きな、大切な街。

 

8. サンタクロウスの空

この曲の前のナレーションでアテナの名前が出て覚悟はしていたけど、冒頭のフルートで涙腺決壊。その後もトランペット、オーボエクラリネットと繋がれていく所やストリングスも入って盛り上がる所で感情を揺さぶられた。

 

9. つないだ手と手

#ARIAオケコン佐藤家雑談で知ったが、手違いでアニメでは使われなかった楽曲とのこと。うろ覚えだけど松竹の方で好評だったとか。ARIAではあまり無いタイプの楽曲で、アクセントとして入れるのはどうかとかそういう話だった気がする。

 

10. 望楼

ハープから始まっていることもあり、前曲と繋がっていそうな感じがする一曲。「つないだ手と手」では困難を乗り越え、その先に待っているのがこの曲、みたいな印象。

 

11. 永遠の海 ~A Song for Zephyr~

原曲の雰囲気そのままに。ここで使用しているのはオーボエではなくコールアングレという楽器らしい(パンフレット見て知った

 

ナレーション(4)

「時間は時には優しく、時には残酷に全てを変えていくものだから。」というアテナの言葉を聞いて灯里が思うこと。

ネオ・ヴェネツィアを好きだという思いが、私達を繋いでくれる。場所や時間が離れていても、思いが繋がっている。それもまた、幸せな奇跡です。

 

ここから灯里のプリマ昇格試験に沿って3曲。現地で聞いていた時はアニメのどの場面で流れていたかなんてことはすっかり忘れていたのだけど、この3曲の流れは印象的だった。

12. 水の鏡

同じフレーズを繰り返しながら徐々に展開していく神秘的な楽曲。昇格試験よりも、アリア社長を追いかけてたら同じ場所をぐるぐる回っていたとか、どこかに迷い込んでしまった時のことを思い出させる。河井さんのコーラス部分の表現がとてもよかった。

 

13. 未来への航跡

出だしのピアノのフレーズでもう終りが近いんだなという予感をさせられる。後半からの盛り上がりが圧巻。

今までちゃんと知らなかったんだけど、曲名が凄くいいね。振り返れば楽しかったこととか辛かったこととか全てがそこにあって、前を向けば明るい未来が待っているような感じ。

 

ナレーション(5)

大切な人が教えてくれた大切な事。

全てが、白い雪のように心に降り積もって、思い出という結晶になって力をくれる。私がずっとずっと目指し続けた、私をここまで連れてきてくれた大切な人。私が憧れた貴方の横顔が、そう教えてくれました。

ちょっと強引な気もしたが、アリシアさんに関することと"横顔"をどうしても入れたいという思いを感じた。

 

14. 横顔

牧野由依登場。なんとピアノ弾き語り。

生で歌声を聴くのは初めてだったんだけど、声の力強さに驚いた。アニメ放送当時はまだ幼さの残る歌声という印象だったので、あれから随分時間が経ったんだなと感じた。

 

ここで第一部が終了。ということで今回はここまで。